太陰肺経
2020/12/30
四日市市より発信してます。
東洋医学で考える体のエネルギーっていうのは、経絡っていう大まかな流れ……別れ道のない迷路みたいな感じで、全身をぐるぐる巡っています。これから紹介していく太陰肺経という経絡はその流れの最初の通路みたいなもんでして。ツボ以外にも、いちいち通路には名前がついているんですな。
どんな流れかっていうと胸から腕、指先に向かって流れていくものだそうです。参考になるかもしれない画像をアップロードしておきます。
東洋医学の世界だとツボはこの通路で繋がっているという考え方なので、この太陰肺経の場合、手の方にあるツボを使って胸の方に影響を与えることができるってことになるんですな…。
……これ、真面目に解説すると終わりません。そもそも僕は教員免許は持ってませんし。うまく説明できる自信もないや。とりあえず、そういう名前の経絡があるって覚えておいてください。他の経絡の名前は追々話していきますね。
で、その太陰肺経。名前からなんとなく想像できるかもしれません。どれもこれも肺に関わるツボがいっぱいなのですよ。この肺っていうのも西洋的な肺じゃなくて、東洋的に見る肺なんですが……あああ!これも説明してると日が暮れる!
なんにせよ、肺の場所はわかりますよね?胸のあたりに病がある時、この経絡のツボを使う時があるのです。そして胸のあたりってことは……近くの肩こり改善にも効くかもしれない。さらにそのコリのせいで頭痛や腰痛が……なんて場合には、連鎖を決めるように他の痛みの改善もできるかもしれない。素敵ですね。
比較的自らの手でも刺激しやすい場所にあるツボたちですから、普段の生活でもちょっと意識してみてはいかがでしょう。
では、次回からそのツボたちをひとつひとつ解説していきますね……太陰肺経のツボは全部で11個。どうぞよろしく。