天鼎
2021/08/20
四日市市より発信しますよ。
肩周りを乗り越えて、首まで登山してきましたよ。本日紹介するのは「天鼎(てんてい)」出ましたワケわからん漢字。僕はこんな漢字鍼灸を勉強するまで知らなかったんですけどね。でもあるとき車で出かけたある場所の地名で「鼎」がついているのをみて「ええ、経絡経穴以外に普通に使うんだ!」って勝手に驚いてました。僕の知る世間なんてすごく狭いから仕方ないです。笑って許して。
このツボには胸鎖乳突筋っていう筋肉が近くにあります。肩こりというよりは、首を動かしたときに痛みとかつっぱりがあるなら主に狙う場所となってくるでしょう。姿勢悪く過ごしてたりすると何かと影響が出てきます。慢性的な人は頭痛も腰痛もセットになってるかもしれません。改善のためにはどこが根底にあるのか気をつける必要がありますね。
あとは前斜角筋と中斜角筋って筋肉も狙えます。射角筋症候群とそのテスト法とか国試お馴染みって感じ。覚えている人は頑張ろう。
そういうわけで、ここは肩こりよりも首のこり、首に違和感がある人とか、喉がなんだか苦しいなあと感じる人に狙っていくツボになるのでしょう。ちょっと面白いものならしゃっくりに効くって話があります。でもしゃっくりでビクビクする人の首に鍼をドーン!って刺す勇気は僕にはないです。誰かしゃっくりが止まらない人がいた時のネタにどうぞ。