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                      厲兌
                      2022/08/30
                       四日市市より発信します!

                       あああ、長い旅だった!ようやく陽明胃経の最後のツボですよ!その名は「厲兌(れいだ)」なんだこの漢字!?

                       調べてみました。「厲」ってのは厳しいって意味。「兌」は門戸を意味するそうです。厳しく監視する門戸ってことです。なるほど陽明胃経の最後にある門戸ってこと。場所は足の、人差し指の、爪の、根本の、外側の、約一分!……ごめんなさい別にわかりづらくするつもりはありません。

                       右側の足を見ますか。その足の人差し指の爪の右斜め下です。一分って言うのは一寸の十分の一。ほんのちょっとだけ斜め下に行けばいいのです。そこにこの「厲兌」があります。

                       歯痛や鼻血に効くと言うのはここまできた他のツボにもあった効果ですが、ここには夢を多くみるとか、睡眠障害があるとか、眠りに関する病にも有効とされるようです。

                       眠れないせいで頭痛や肩こり、腰痛までおかしくなってしまったって人もいます。多くは眠る環境を調整することになるでしょうが、間接的ながらこのツボで改善が狙えるかもしれません。
                      厲兌
                      厲兌
                      内庭
                      2022/08/20
                       四日市市より発信、発信~。

                       足の甲のツボはまだありますよ。次は「内庭(ないてい)」なんだか貴族の屋敷にありそうな空間が突然足に現れましたが、これはその効能から連想してできた名前らしいですよ。まさにそんなお庭があるような部屋の中に外の世界を拒絶して閉じこもってしまって人の声を聞かない、なんて言う症状をこのツボは改善するから「内庭」って名前になったそうです。

                       場所は第2・第3趾の間……。ほら、足の人差し指と中指を広げてください。そこです。そこにちくっと行きます。ひゃあ!僕は想像するだけで目が覚めます。そりゃ閉じこもってる人も出てくるってもんです。

                       まあ実際刺してみると痛みよりもだるさのようなものが広がってくる変わった刺激があるツボです。歯痛に喉痛に腹痛と諸々の痛みを止めるのに良いツボらしくて。あとは便秘に鼻血に熱病に……こんな足先で治しちゃう人は治しちゃうんですな。

                       頭痛肩こり腰痛は射程外みたいですが、こうも色んなことに効くなら割となんとかなるんじゃないかって想像だけはできるツボです。
                      内庭
                      内庭
                      陥谷
                      2022/08/10
                       四日市市より発信さー。

                       本日のツボは「陥谷(かんこく)」場所は「第2・第3中足骨結合部前方の陥凹中」……うむ、わかるんだけど、わかるんだけどさ。これもまた模型を持ってきて「ここ」って言う方が理解できると思うんだ。

                       えっと、足の人差し指と中指の間ってさ、根元の方はひとつになってるじゃん?そのひとつになっているところから足先に向かって、骨と骨の間を辿っていくとさ……ほら、関節にぶつかると思うんだけど、その少し前なんだよね。むむむむ、この説明でいいのかな。要は「ここ」なんですよ。

                       効能は……ここも顔面浮腫に良いらしいですよ。あとは腹痛もいけるんだってさ。頭痛、肩こり、腰痛の改善は明言されてないです……頭痛くらいなら掠ってそうな気はするのです。
                      陥谷
                      陥谷
                      衝陽
                      2022/08/01
                       四日市市より~発信さ~♪

                       前回から足の甲にあるツボを辿っています。今回の「衝陽(しょうよう)」は……解剖学的な場所は「第2・第3中足骨と楔状骨の間の陥凹部」なんですが……いつも通りニュアンスだけで説明すると、前回の「解谿」から足先に降りていったところにある、足背の高い場所……ですね。文字が並んでるのを見てるとどんどん眠たくなる僕みたいなタイプだと模型を持ってきて「ここ」って言う方がずっと早いんだ。精巧なフィギュアだったら尚いいな!

                       この場所は骨のおかげで少し膨らんでいるはずなんですよ。あと、どくどく言ってる脈を感じることもできるはずです。

                       これまた不思議なことに、顔面浮腫を改善するなんて話がありますよ。ここもまた全身の巡りを良くしてく感じのツボらしいですな。こんなところでも歯痛に効くっていう人もいます。頭痛や肩こり腰痛に関しては間接的アプローチにはなるのかな?発熱に効くとか口の歪みを治せるんだとか、近いところは通るんです。
                      衝陽
                      衝陽
                      解谿
                      2022/07/30
                       四日市市より発信してるのさ。

                       さて。本日のツボは「解谿(かいけい)」まーた見慣れない漢字を使ってくれますね。「谿」は凹んでるところを意味する言葉です。このツボのある場所は足背で足の甲の根本。外くるぶしと内くるぶしを結んだときの中間にあるツボです。二つの筋肉の間にあるので押さえてみれば凹んでいるはずですな。

                       じゃあ「解」は何かって言うと、ここから靴紐を解くから、だそうですよ。ツボを名付けた人達は色んなことに注目してます。

                       ここの効能は前回の「豊隆」と似ているところがあって、体に巡っているエネルギーの淀みを解消するようなものです。淀みが原因で痛む場合…恐らくずーんと重怠い感じの痛みだと思いますが、そう言う時に使えそうですね。こんな足まで来ていますが、頭痛に効くと見ても良いのでしょう。他にはめまいや便秘にも効くと言われています。
                       肩こり腰痛の改善にも、全く外れとも言い切れないところです。
                      解谿
                      解谿
                      豊隆
                      2022/07/20
                       四日市市より発信するからねー!

                       本日は「豊隆(ほうりゅう)」こいつはむくみによく効くと言われてるツボなんですよ。場所的にもちょっと膨らんだところにあるんですよね。「条口」のお隣、外側へ向かって親指一本分です。大体この膝と外くるぶしの真ん中あたりにくるはずですが、どうでしょ。

                       むくみっていうのは要は巡りが悪くなってるってことですから、エネルギーが回らなくなるといろんな不調が出てきます。このツボが頭痛の改善にも有効とされるのはそういう場合ですな。重たくてだるい感じの痛みでしょうか。肩こりや腰痛に効くとしてもおかしくはないツボです。

                       さらに他のツボとの組み合わせによっては喘息に有効という話もあります。詳しくはお近くの鍼灸師へお尋ねください。面白いものだとこんなところで不眠症を改善するって話もあるみたいです。
                      豊隆
                      豊隆
                      下巨虚
                      2022/07/10
                       四日市市より発信してますよ。

                       お待たせしました、前回ちょっと掠った「下巨虚(げこきょ)」でございます。場所は「上巨虚」の下三寸、「条口」からなら一寸で到着します。

                       こいつもお腹の痛みに使えるそうです。古い見方だと小腸の病気に使えるツボだとか。乳腺炎に使えるというツボがここにも。昔の人、本当にどうやって見つけたんですかそんなの。

                       頭痛や肩こりには使うことはないみたいですが……一応腰痛改善には使えないことはないそうですね。「腰脊痛で睾丸を牽引するもの」って紹介されてます。ワーォ!
                      下巨虚
                      下巨虚
                      条口
                      2022/07/01
                       四日市市より発信します。

                       前回が「上巨虚」なので次は下巨虚……と、それは確かにあるのですがその前にひとつ別のツボが挟まります。「条口(じょうこう)」というものです。その「上巨虚」の下二寸にありますよ。

                       これは足が冷たくて痛むって時に使えるそうです。そしてなんと!肩の痛みの改善にもここが有効なのだとか。肩こりというより痛みの方ですが……誰だこんなところで治そうとしたのは。そして治されたのは誰だ!

                       なんでも、そういう肩の痛みへここからアプローチするには、ながーい鍼を使ってふくらはぎの方に向かって刺していくそうですよ。見た目は強烈ですが……存外痛みは鈍いそうで。

                       腰痛や頭痛に有効という話は聞きませんが、刺し方次第でそういうのにも効くんじゃないかと思わせてくれるツボです。
                      条口
                      条口
                      上巨虚
                      2022/06/30
                       四日市市より発信するぜー。

                       次のツボは「上巨虚(じょうこきょ)」連呼すると舌が回らなくなるツボです。別にそういう効能があるツボではありませんけど。じょうこきょじょうこきょじょうこきょじょうこきょ……

                       「足三里」から数えるとその下三寸。「犢鼻」からなら六寸の距離にあります。ここも胃腸の調子を整えるツボですが、どちらかというとより下の方、大腸の調子を改善するって時に使うことが多いみたいですね。なので頭痛肩こりや腰痛というよりは腹痛の方にこれがいいみたいです。
                      上巨虚
                      上巨虚
                      足三里
                      2022/06/20

                       四日市市より発信しますからね~。

                       「足三里(あしさんり)」というツボに来ました。ここは「合谷」並みに名のあるツボのようですよ。僕のところに来てくれる患者さんにもよく知っている人がいます。何かと万能なツボで、昔の人はここにどれくらい火傷の跡がある(お灸の跡がある)かどうかで健康の度合いが測れたんだそうです。

                       場所は膝の下三寸……この前の「犢鼻」から下へ三寸です。人差し指から小指までをぴったり並べたらそれでだいたい三寸になるので探してみてください。

                       「足」はそのまま足のこと、「三」はこの距離の三寸のこと、「里」は集まるとか通じるって意味でして。この場所に胃のエネルギーが集まってるんだって考えられているそうです。胃は食べ物を消化してエネルギーにしていくところ、腹が減っては戦はできぬし健康だって遠くなっていきます。だからここをお灸して調子を整えることが健康増進、改善に繋がっていくんですな。

                       そんなわけで効能も胃痛やら消化不良やら下痢やら赤痢やら……めまいに癪狂、むくみに脚気とバラエティ豊か。膝や足が重くてだるいって時もここを使うそうなので、ギリギリ腰痛にも使えるのかもしれません。頭痛や肩こりだって、胃の調子が悪い時になぜかそういう症状が出る人もいます。他のツボと組み合わせることにはなりますが狙うのもありなんでしょう。
                      足三里
                      足三里
                      犢鼻
                      2022/06/10
                       四日市市より発信してますよん。

                       「犢鼻(とくび)」というツボ。場所は膝小僧のすぐ斜め下にあるところで……右足なら右下、左足なら左下の方です。細い人なら足を曲げた時に凹んでると思います。

                       それにしてもまーた見慣れない漢字を使いやがって。「犢」なんて漢字このツボを書く時以外に何に使うんですか。「珈琲」の「珈」「琲」をコーヒー以外に使う機会が見つからないんですがそれ並みの謎漢字です。調べてみたらこれは子牛を意味する漢字なんですって。なら子牛でいいじゃんなんでこんなに画数増やすの?!

                       まあ、それは僕の学がないせいにするにしても、名前の由来はここが子牛のお鼻に似ているからだそうです。前はウサギさんがいましたが今度はウシさんだ。そのうち動物園を開けますよ。効能?これはもうこの場所そのまま、膝の痛みや痺れ、脚気に効くと言われてるそうです。頭痛とか、肩こり腰痛にはまだまだですが、膝は体を支えている大切な関節。ここが傷めば他のところにも波及しやすいでしょう。改善のため狙う機会はありえそうです。
                      犢鼻
                      犢鼻
                      梁丘
                      2022/06/01
                       四日市市よりお邪魔していまぁす!

                       さて、ツボ「梁丘(りょうきゅう)」に行きましょう。膝上二寸にありますよ。二寸は大体親指で二本分くらいの幅ですな。ここで期待できる効能は膝関節痛に下肢痛に……胃痛に胃炎に乳腺炎も!

                       経絡経穴の研究、やはり手や足になってくると刺激しやすいのか、いろんな発見をしていくようですね。ここで乳腺炎を治そうとするとは見つけた人はなんとも器用。まあ確かに胸の方にあるツボを使うのは勇気がいるし鍼なら肺に穴を開けるかもしれないしで怖いっちゃ怖いです。あと、ここは陽明胃経の郄穴と言われている所です。郄穴とは急性症状に有効と分類されているツボの一種なのです。急に胃が痛んできた時に試してみますか。

                       ふむ、頭痛肩こりに腰痛の改善には掠るくらいで本命ってことはなさそうです。次いきましょう。
                      梁丘
                      梁丘
                      陰市
                      2022/05/30
                       四日市市より発信しているのさ。

                       今日は「陰市(いんし)」というツボにいきましょう。こいつは膝上三寸にありますぞ。おおよそ、人差し指から小指までをぴったり閉じて並べたらその幅が三寸くらいです。

                       ここまで降りてくると主に改善を目指すのは膝の痛みや痺れ、だるさといったところになります……が、まだまだ腰痛や腰の痺れとかにも有効だとか。頭痛や肩こりに関しては間接的なものになるでしょう。ライブイベントではしゃぎすぎて飛びすぎて足腰に負担がかかった次の日に前回り受け身をしたら肩がバキバキになったとか、そういう時ならあるいは……
                      陰市
                      陰市
                      伏兎
                      2022/05/20
                       四日市市より発信するぞー!

                       ツボは「伏兎(ふくと)」膝の上、六寸のところにあるツボです。兎が伏せているとはなんぞや?と思ってみると、どうやら膝の上にある筋肉……大腿四頭筋でございますが、これが浮き出た様子が兎が伏せているように見えるから、だそうです。

                       むむ、怪しげな。ウサギさんが伏せて丸まってるのは大変キュートでありますがそんなキュートなものがこの足にあったのですか!ひゃっほう!みてくれよ僕の足を!かわいいだろ!皆さんも自分の太ももを可愛がってください。こんなところにウサギさんがいます。膝上18センチくらいのスカートならウサギさんが見える!ひゃー!

                       こいつも腰痛改善に有効と言われるツボですよ。刺激方法は主にお灸のようです。あとは膝に冷えや痛みがある時、下肢の麻痺や脚気の時にもこれを狙っていたそうですな。頭痛肩こりのような上の方の病は射程外ですが……ふーむ、経絡では繋がってるんだしなんとかならんの?
                      伏兎
                      伏兎
                      髀関
                      2022/05/10

                       四日市市より発信中!感度良好!

                       さて、本日のツボは「髀関(ひかん)」また見慣れない漢字がきましたよ。骨と卑を並べて書くこれはおおよそ太腿のことを指す言葉だそうです。場所もそのまま太ももにあります。アニメチックなショートパンツか水着を着てなきゃ見えないところ。こんなところにツボがあると見つけた昔の人も器用なもんです。

                       もっとも、その効能は股関節痛や膝痛に効くっていうシンプルなもの。それと……やっときてくれたような気がします、ここは腰痛改善にも有効とされるポイント。ここは鍼ではなく、お灸で刺激するのが主になるそうです。頭痛と肩こりに関しては間接的なアプローチに。

                       触るとわかりますがここは結構立派な筋肉がありますから……股関節の屈伸……足を大きくあげたり、大きく前屈みになる時とか、腰よりもこの前の方が痛むという方はいらっしゃいます。そういう時に筋肉を刺激するためここを狙うのもありなんでしょう。
                      髀関
                      髀関
                      気衝
                      2022/05/01

                       四日市市より発信だー!

                       「気衝(きしょう)」にたどり着きました。お腹に並ぶ陽明胃経のツボ最後でございます。ここもまだまだ頭痛や肩こりや腰痛には直接の関わりは少ないですな……こんなところでもし治せたらこりゃまたびっくりですよ。「肩こりがひどい?よしわかった、服をぬげ!しゅええええい!」ってこのツボ狙ったらまず捕まってしまいそうです。

                       ここまで各ツボ一寸ずつ下がってきました。すでにヘソの高さから五寸下のはず。こんなところまでくると主に改善を目指す目的は不妊症とか月経不順とか疝病とかになってきます。

                       なんだかひと冒険終わったような気がしますが、陽明胃経の流れはまだまだ続きますよ。
                      気衝
                      気衝
                      帰来
                      2022/04/30

                       四日市市より発信します。

                       お腹を各駅停車で巡ってきたツボの紹介もあと少しになりました。本日は「帰来(きらい)」文字の意味合いはそのままですな、「帰る」と「来る」、「来る」の方はこの場合「戻る」という意味です。体を巡ってるエネルギーを旺盛にして、支える力を復活、改善させ、下垂を元に戻せるんですって。さらに夫人の月経を通じて整えて子を作るのだと。頭痛や肩こり腰痛のようなありふれたものではなく、それなりにデリケートなものとなってきます。
                      帰来
                      帰来
                      水道
                      2022/04/20

                       四日市市より発信しているよ。

                       今日のツボは「水道(すいどう)」名前の由来も水の通り道という考え方でOKです。このツボの近く、小腸とか膀胱とかのことですな。そういう水の巡りを良くするツボだからこの名前に……鍼やお灸を使うこともありません。このあたりをぎゅーって抑えたら僕はすぐ気持ち悪くなって厠へGO!

                       なんにせよ色々回りが良くなるツボです。直接頭痛や肩こり腰痛に効くとは言われていませんが、体の水の滞りはいろいろな場所に不調をきたします。主にだるーいとか、重たーい痛みって感じですね。際どい場所にはなってきますが、目的と原因次第で選択することになるのでしょう。
                      水道
                      水道
                      大巨
                      2022/04/10
                       四日市市より発信してますよん。

                       お腹のツボの各駅停車の旅。また一寸下っていきましょう。次は「大巨(だいこ)」です。「巨」はそのまま大きいという意味。このツボはお腹にあるツボの中でも最も高く大きく膨らんでいるところにあるからこういう名前がついたそうです。お腹の膨らみ具合こそまさに人それぞれの事情によりけりって感じ……下っ腹までキュッと引き締まった身体で生きたいなぁ。

                       結構下まできたおかげで、ここは下腹部通以外にも排尿障害のようなものにも対応できるツボです。遺精とか早漏にも対処できると書いてありますが……待て待て待て。試すのか?

                       少し上にあった天枢と組み合わせることで、より強く腹痛にアプローチできるそうですよ。組み合わせで面白いものがありましたらまた紹介しておきますね。

                       頭痛肩こり腰痛にアプローチできるのはなさそうですが……場所で言えば腰のほぼ裏側まで来てますし、何か改善する関わりがあってもいいんじゃないかなと考えます。誰か実験台になってくれます?
                      大巨
                      大巨
                      外陵
                      2022/04/02
                       四日市市より発信しますよ。

                       今日のツボは「外陵(がいりょう)」またまた「天枢」から一寸下でございます。良く鍛えてある人なら、腹直筋の膨らみがあると思います。

                       ここも頭痛肩こり腰痛とは直接関わることは少ないでしょう。おへそも超えて下に近づいてきたせいでしょうか、ここらにくると腹痛の中でも生理痛にも有効だという話が出てきますね。そこから連鎖していろんなところが痛むのはあり得ること、狙いが正しければ各種改善のためにここを選ぶこともあるのでしょう。疝病への対処にも使えるそうです。
                      外陵
                      外陵
                      天枢
                      2022/03/30
                       四日市市より発信していますよ。

                       どんどんツボの位置は下がってきました。「滑肉門」を通り過ぎて一寸下。ここでおへその横に並ぶはずです。その名は「天枢(てんすう)」

                       天の中枢とはなかなか凄い名前ですが、その効能はシンプルです。腹痛に食意欲不振、下痢に便秘にむくみ。色々と巡りを良くしてくれるツボのようです。ついでに肩こり腰痛も頭痛もなんとかしてくれませんか。天(上部)の中枢だというならできそうな気もするんだけどなぁ。

                       国試的には大腸の募穴って分類されるツボでして…要は大腸の病は全般的にこれでなんとかしちゃうこともできるそうですよ。すげえ!
                      天枢
                      天枢
                      滑肉門
                      2022/03/20
                       四日市市より発信します。

                       前回「太乙」から一寸下がると「滑肉門(かつにくもん)」というツボに届きます。名前だけ聞くと焼肉屋さんの名前にあってもいいような響きがします。僕はしゃぶしゃぶの方が好きですが、炭火焼、網焼きのお肉っていうのも素敵ですよ。じゅうじゅう焼くあの音も匂いもたまらんものですわ。うヘヘ。

                       なんでもこのツボは舌がこわばったりするのを治すのに使えるんだそうです。ここに刺すと舌が滑らかになるんだとか。なるほどタン塩ですね。このツボを使う前後で早口言葉を言ってみましょ。

                       頭痛肩こり腰痛?んー、まだまだ出てこない……それこそ焼き肉いっぱい食べてお腹いっぱいで悩みも飛べばそのくらい改善しないかなぁ……。
                      滑肉門
                      滑肉門
                      太乙
                      2022/03/10
                       四日市市より発信しています。

                       またまた「関門」から一寸下がっていきます。次は「太乙(たいいつ)」なんでも「太乙」とは「極めて重要」って意味になるんだそうです。何が重要かって、食べ物です。食べなきゃ人間死んじゃいますから。そして食べ物を処理するのは胃や腸の仕事。このツボでその胃とか腸を整える、それができるので「太乙」になったそうです。

                       ただ、ここは胃腸を整え改善する以外にも動悸とか狂走とかにも対処できるって書いてあります。どっちもなんだか心臓がやばいんじゃないかってイメージです。狂走ってなんだ?

                       お腹、特におへその周りはわかりやすい目印になります。昔の人も(今の人も)この周りは研究しやすいツボだったんじゃないかな。効能はバラエティに富んできます。それでも頭痛肩こり腰痛はまだ遥か先ですよ。
                      太乙
                      太乙
                      関門
                      2022/03/01
                       今日は前回からまた一寸下がって「関門(かんもん)」というツボです。そのまま、門を閉じて受け入れない関門と同じ意味です。この場合は食べ物を受け入れる門が閉じた状態を示しているそうで。つまりは食欲不振ですね。で、それを直すためのツボってことでこんな名前に。

                       そんな食欲不振に加えて、ここは下痢も便秘も治せるという評判です。きっと挿し方や焼き方次第で門の開け閉めも自在なのでしょう。例によって、頭痛も肩こりも腰痛もまだ遠いところ。体を裏返せばすぐに腰にいきそうな位置ではありますけどね。

                       体の巡りを改善する効能もあるのでしょう、こんなところでむくみの解消も狙えるそうです。
                      関門
                      関門
                      梁門
                      2022/02/28
                       四日市市より発信ー!

                       本日は「梁門(りょうもん)」に行きましょう。前回の「承満」から一寸下がったところです。ここも嘔吐や食欲不振に効くと言われるところですね。それほど下がってきたわけではありませんが、早くもここで下痢に効くという評価もつき始めました。 

                       しかし「梁」とはまたあまり使わない漢字……どうやらこれは昔の病名のことで、胃が痛くなったり吐いたり食欲が無くなったりっていう症状の病気だそうです。で、それを治すためにこのツボが使われて、まるで梁っていう病気がさっていく門みたいだから……そんなわけでこういう名前になったそうですよ。

                       頭痛肩こり腰痛の改善の門はまだまだですな。先に行ってみましょ。
                      梁門
                      梁門
                      承満
                      2022/02/21
                       四日市市から発信してますよー。

                       前回紹介した「不容」から、これからは一寸ずつ下がっていきましょう。まずは「承満(しょうまん)」でございます。名前の由来も前回の不容と似てまして、ここまでご飯を食べて詰め込んだらもうお腹いっぱい、って意味だそうです。

                       ここもまた嘔吐に食欲不振に効くそうでして。吐血に効くって話もありますよ。血を吐いてる人を見たら試してみますか。

                       頭痛肩こり腰痛?しばらくは忘れていいです。何かしらのつながりでそういう症状が出てくるときはあり得ますから油断はできませんけどね。食欲不振でエネルギー不足になって体を支えられなくて猫背になって肩こりに……くらいだったらこういうところも施術の範囲になってくるでしょう。鍛えられた腹直筋で笑いすぎて酸欠になって頭痛がするって場合は笑いを止めるためにここを……

                       ……想像したけどくすぐったくて余計に笑いが止まらないですよそれ。お腹が弱い人は気をつけてください。
                      承満
                      承満
                      不容
                      2022/02/10
                       四日市市より発信~♪

                       前回まで鎖骨から真っ直ぐ降りてきたツボの並びですが、今回からちょっとだけお腹の真ん中に寄ります。具体的には今まで体の中央のラインから四寸離れたところを降りていましたが、今回から二寸になるんだってさ。前にも話した通り、一寸はだいたい親指の幅くらいですよ。

                       名前は「不容(ふよう)」胃に入る食べ物がこの高さまできたらもう食べられない、ってことからこんな名前になったそうですよ。

                       筋肉的には腹直筋があるところです。普通に腹筋って言ったら出てくるこの筋肉。たまーに面白いくらいガチガチの人がいます。特別スポーツやってるわけでもないのになんでだろうって聞いてみたら日々笑いすぎとのことでした。腹筋割れるほど笑うって幸せです。

                       お腹の範疇に入ってきたとのことで、ここからは胃腸の調子に関わる効能が増えてきます。胃の痛み、嘔吐、食欲不振改善という感じですね。もしもお腹の痛みが腰痛につながるような何かがあるとしたら単純なものではない以上気をつける必要がありそうです。頭痛肩こりとも効能は薄いですが……さっきの人みたいに笑いすぎで頭が痛くなる時もありますし……お腹の調子と頭痛、無関係ってことはないと思うな……。
                      不容
                      不容
                      乳根
                      2022/02/02
                       四日市市より発信します。

                       ほい、本日のツボは「乳根(にゅうこん)」でございます。前回に続き際どいところに変わりはありませんがここはちゃんとしたツボ、胸部の痛みに対処でき、ここもまた乳腺炎に対応できるという話もあります。乳汁分泌不全にも……いかにも、この場所そのままって感じがしますな。

                       やはり頭痛肩こり腰痛の改善に関してはまだまだなツボではありますが、こいつは肋間神経痛の時にも使えるんだとか。あれはなかなか鬱陶しいものです。
                      乳根
                      乳根
                      乳中
                      2022/01/30
                       四日市市より発信してます。

                       今回のツボは前回からさらに骨を超えて下がったところにある「乳中(にゅうちゅう)」ですが……こりゃもう、場所は乳頭中央です。こんな場所もツボにしちゃうのか、って調べてみても、普通は他のツボの場所を定めるときの基準にするだけで、ここ自体を刺激することはないそうですね。当たり前だァ!鍼もお灸もやれるかこんなところ!

                       いいですか皆さん。確かにツボにはいろんな効能があって、人間の体は不思議で満ちていますけど、まかり間違ってもこのツボで頭痛肩こり腰痛が改善したなんて話があっても真似しないでよ!デリケートなところで間違い無いから!絶対にやめるんだぞ!フリじゃないからな!事故るぞ!
                      乳中
                      乳中
                      膺窓
                      2022/01/20
                       四日市市より発信です。

                       前回「屋翳」からさらにもう一本肋骨を乗り越えましょう。「膺窓(ようそう)」がそこにあります。ああ、またわからん漢字が出てきました。横棒を何本書けばいいんでしたっけ。この「膺」はそのまま胸を意味するそうです。胸の窓ってことですな。ここに鍼を刺すとその窓を開けて閉塞を通じ、胸の痛みを改善するって話があるそうです。だからこんな名前に。

                       そんなわけで胸の痛みと咳と、今回も乳腺炎にアプローチできるそうです。頭痛肩こり腰痛?ああ、それはもっとずっと先の話だ……。
                      膺窓
                      膺窓
                      屋翳
                      2022/01/11
                       四日市市より発信しましょう。

                       「庫房」からさらに肋骨をひとつ降りましたらそこが「屋翳(おくえい)」きましたよ久しぶりにわけわかんない漢字。漢字辞典によれば「翳」は羽毛でできた大きな扇子だそうです。諸葛亮孔明が持ってそうなアレですかね?

                       なんでもこの経絡経穴の考えでは、肺のエネルギーはここで一番奥に達するんだそうです。一番奥に、風を送る扇子……だから屋翳……なのか?あるいは形でしょうか。あの扇子の形が肺っぽく……なるのかな?なるんでしょう、きっと。

                       まだまだ大胸筋の守備範囲、小胸筋だって狙える位置です。咳や胸の痛みの改善……あとは乳腺炎にも有効だという話があります。呼吸で血を吐いてしまうような状態にも効くそうですが、そういう時は先に普通の病院に行った方が良さそうです。頭痛肩こり腰痛どころではなくなってきますな。
                      屋翳
                      屋翳
                      庫房
                      2022/01/05
                       四日市市より発信しますよ。

                       「気戸」から肋骨をひとつ乗り越えて下へ。そこにあるのが「庫房(こぼう)」です。意味合いとしてはそのまま倉庫。この下にある肺のことを示しているのでしょう。

                       ここにも大胸筋がありますね。より刺激も効能も強くなるのか、咳と共に血を吐いちゃうようなタイプの疾患に対応できるらしいです。より咳止めとしての属性が強くなっている感じ。僕個人の経験では咳が止まらなくて頭痛になったことがあります。そういうものへの改善と対処では選択肢になるのかもしれません。もしもそれが肩こり腰痛という形でも同じことですな。
                      庫房
                      庫房
                      気戸
                      2021/12/30
                       ホイホイ。四日市市より発信してるよ。

                       前回の「欠盆」から少しずつ下がっていきましょう。まずは鎖骨を超えて「気戸(きこ)」でございます。大胸筋があるところ、大胸筋は呼吸に関わってますから、喘息や咳に有効と言われますね。しゃっくりだって改善を……なんとかなるそうですがここを狙えるのはもうちょい甘えた関係同士ですねきっと。いちゃつくふりして押さえてあげてください。

                       胸部の痛みにも使えますが背中まで行こうとすると漏れなく肺に穴が空いちゃいますのでやめましょ。頭痛肩こり腰痛は……ああ、今日も縁遠い……。
                      気戸
                      気戸
                      欠盆
                      2021/12/20
                       四日市市より発信中ぅぅぅぅ!!

                       前回の「気舎」から場所は鎖骨に沿って外側へ。鎖骨の上にある凹みのあたり、そこが「欠盆(けつぼん)」です。「缼盆」って書くときもあるそうですが僕はもう簡単な方を選びます。別名は「天蓋」ですがこれも棒がいっぱいなので僕は書きません。ああ鎖骨が美しい。

                       このツボがある鎖骨の上の凹みをそのまま鎖骨上窩って言います。で、そこが欠けた盆みたいだからこんな名前になったんだそうです。僕はそれよりも鎖骨のコリコリした触感とセクシーさにやられて頭が回りません。今日も元気だ鎖骨が綺麗。ヒャッハーーーー!

                       喉からは少し離れましたがそれでも喉の腫れや痛みの改善に狙えるそうですよ。咳にも喘息にも。頭痛肩こり腰痛の改善はまだですな。でもここで治せるなら合法的に僕は鎖骨を楽しみながら施術できるぞらびゅーーーーーん!!

                       そろそろ真面目にならなきゃ。次いきましょう、次。
                      欠盆
                      欠盆
                      気舎
                      2021/12/10
                       四日市市より、発信!出発進行!

                       ツボは「気舎(きしゃ)」場所は首と胸の間くらいまで降りてきました。空気が主に宿る場所だからこんな名前をつけたそうです。なんとなくそういうのはもっと下の肺のあたりが似合いそうな気がしますが、そっちは心臓とかの別の内臓のイメージが強いのかもしれません。服装もここら辺が見えるのは普通で、これより下に行くと何か別の意図を感じるようになってくる境目って感じです。

                       場所も鎖骨の一番内側にあるんですよ。割と分かりやすい狙いやすいところにあって、ここもしゃっくりに効くって言われてるツボなので、誰かのしゃっくりを止めたい時にはここの方がいいかもですね。しゅぱあああ!っと決めてやりましょ。一発で止めたらかっこ良すぎますよ。

                       頭痛肩こり腰痛とは縁遠いのが続きますね。ここらはまだまだ喉の病に対応するものが並びます。
                      気舎
                      気舎
                      水突
                      2021/12/01
                       四日市市より発信しているのです。

                       本日は「水突(すいとつ)」に行きましょう。食物の水が通る喉、それと飲み込むと動く突き出ている喉仏……の、お隣。なのでここが水突と名付けられたんですって。別名も「水門」で、なんだか分かりやすい感じです。

                       喉仏近く、筋肉はまだまだ胸鎖乳突筋にアプローチできるところにあります。ここも主に狙えるのは喉の痛み、あとは喘息。甲状腺腫もここから狙うという話がありますが、刺す方も勇気が入りますよコレ。頭痛肩こり腰痛の改善はまた今度…強いて言うなら喘息の時に肩こりも有り得るかもしれないから併用するってところでしょうか。

                       ただ、前回の人迎はお灸をしたらダメだぞ☆って言われてますが、ここはOKみたいです。いつも思いますが、わずかな場所の違いでだいぶ変わるものなんですね。
                      水突
                      水突
                      人迎
                      2021/11/30
                       四日市市より発信するよぉ。

                       本日のツボは「人迎(じんげい)」これは首にあるツボです。近くには胸鎖乳突筋という筋肉がありますな。刺激の仕方次第ですが、肩こり改善……というより、首こり改善に使えなくもないところ。首を動かしてみて突っ張りや痛みを感じる方向を狙っていきましょうか。頭痛にもなんとなくいけそうな気もしますが、それよりももっと近い喉の痛みに有効だって話が目立ちます。腰痛?ここで直したらちょっと面白いですが、なかなかそういう話は聞いていません。

                       触れてみれば分かりますが、筋肉以上に動脈の拍動が気になるかもしれませんね。鍼治療で使う鍼はとても細いものなので頑丈な動脈を破れはしないのでそこは安心していいところです。それでも顔につながっていく動脈に何かしら影響を与えるのか、効能にめまいや高血圧があります。

                       あとはしゃっくりにも効くんだとか。びっくりしたらしゃっくりが止まらなくなる人がいますのでそういう人にこの首のツボを抑えたら……もっとびっくりしちゃいますかね?
                      人迎
                      人迎
                      頭維
                      2021/11/20

                       今日も四日市から発信しますよ。

                       紹介するツボは「頭維(ずい)」前の下関は耳の高さでしたが、今度はその名前の通り一気に頭の方まで登っていきます。いわゆる……こう、シュッと剃り込みを入れるところにあるツボなんですよ。それでわかる人なら説明が省けます。おおよその位置はいつも通り画像で確認を。

                       そう、頭まで来たのです。ようやく頭痛に効きそうなツボですよ。場所的にもそのまんまな感じ。頭痛以外だと目の痛み、めまいの改善、眼精疲労への対処と、目に対応する効果が並びますな。すごく自分勝手なイメージだと、剃り込み入ってる人は目もカッと開いてる気がします。自然とツボが刺激されてるんでしょうか。

                       肩こり腰痛はまた今度。これから陽明胃経は方向を変えてどんどん下へ向かいます。
                      頭維
                      頭維
                      下関
                      2021/11/10
                       四日市市より発信なのです。

                       陽明胃経の序盤の流れはややこしいです。下がって行ったと思ったら上って、この後ももう少し上がるのですがそれが終わるとどんどん下がっていきます。なかなか気まぐれなやつ。こんな経絡の流れを最初に見た人はどんな世界が見えてたんでしょ?これを書いている現在、僕の視力は右が2.0、左が2.0、合わせて4.0!(というネタを学生時代、同期に教えてもらいました)ですがあまり見えてきません。

                       「下関(げかん)」ってツボは、解剖学的には頬骨弓の下にあるツボなんですが、要はだいたい耳の穴の高さにあるはずですな。ここが下顎を動かす「機関」になる、という考え方からこんな名前がついたそうですぜ。

                       ここも歯痛に効くと言われています。耳が近づいたせいか、そっちの方の疾患……耳鳴りとか中耳炎とかの改善にも効くらしいですが、例によってそこらへんの病気は僕の隣の耳鼻咽喉科に行ってください。頭痛肩こり腰痛はまだ関係の薄いところ。
                      下関
                      下関
                      頬車
                      2021/11/01

                       四日市市から発信しているよーーー!

                       ちょっと顎に力を入れれば膨らむところ。「頬車(きょうしゃ)」というツボですね……将棋のコマではありませぬぞ。昔の人はこの辺りにある骨を頬車骨と言っていたそうなんです。

                       こいつは咬筋そのものを狙うツボでもあります。顎関節症ってやつにはここから改善を狙えそうですね。口の周りってこともあって、引き続き歯痛にも有用だとか。頭痛肩こり腰痛はまだまだだなあ。
                      頬車
                      頬車
                      大迎
                      2021/10/31
                       四日市市より発信だ。

                       ツボは下顎の方まで下がってきましたよ。「大迎(だいげい)」でございます。場所は「咬筋付着部の前陥凹部」なんて書いてたりしますが要は下顎ですね。奥歯の一番奥の歯のあたりから下に下がっていって、下顎の一番下辺りになるはずです。

                       頬の腫れをなんとかするとか、歯痛もなんとかするとか、顔面の浮腫もなんとかするとか。なんにせよ改善効果は素直にこの顔の付近です。頭痛肩こり腰痛が直接関わることは少ないでしょう……ただ姿勢が悪いせいで顎が自然に力んでしまうっていう人はここが妙に固かったとか。推測のためのひとつのきっかけにはなり得そうです。

                       あと、ここは三叉神経の三つ目にアプローチできるところだそうです。施術対象としてはもちろん、国試的にも聞かれそうなところです。
                      大迎
                      大迎
                      地倉
                      2021/10/20
                       四日市市より発信してますぜ。

                       普通の各駅停車みたいに移っていきます。お次のツボは「地倉(ちそう)」口の高さくらいまで下がってきました。ここには口輪筋があります。人によってはほとんど動かなかったりするところ。素敵な笑顔のためにもここに刺してみますか?刺すまでせずとも軽くさするような刺激でも割と改善されるものです。お試しあれ。

                       主な効能はここも顔面麻痺。流涎症なる聴き慣れないものにも有効だ、と……。むむ、頭痛肩こり腰痛はまだですかいのぅ。

                       しかしこいつに関しては不思議な名前ですね。倉はそのまま倉庫のようなものなんでしょうが、いったいここに何をため込んでいたというのでしょ。食べ物か。食べ物なのか。頬にいっぱい詰め込むハムスターですか?
                      地倉
                      地倉
                      巨髎
                      2021/10/10
                       前回の「四白」から更に下がって行って、「巨髎(こりょう)」に行きましょう。隣に鼻がある高さですよ。頭痛肩こり腰痛にはまだまだ届きませんが、鼻は近いので鼻出血に効くんだとか。

                       ここも三叉神経にアプローチできるところ。顔面麻痺、顔面痛の改善にこいつも有効らしいですよ。違うのはこちらはお灸で刺激してもいいということ。前回の四白はお灸は避けたほうがいいと言われています。顔に傷を作ってしまうリスクからすればどっちもどっちな気がしますが……。そういえば昔お灸の練習をしていた時はたくさん火傷を作ってたなぁ……。関係者各位、ごめんなさい。

                       ここは歯痛にも効くそうです。すぐ下には犬歯の筋肉もありますしなるほどって感じです。
                      巨髎
                      巨髎
                      四白
                      2021/10/01

                       四日市市より発信してますよ!

                       前回の「承泣」からそのまま下に下がっていきましょう。次は「四白(しはく)」です。ここは三叉神経のうちのひとつが出てくるところ、なかなか刺激的なツボであります。

                       刺激的なだけあって、的確に狙えば顔面麻痺や顔面痛に有効だと聞きます。頭痛とは区別されているものですが、その痛む場所によっては狙ってもいい場所となるでしょうか。あと、ここは鼻も近いですね。鼻炎に有効といわれるのも理解できます。

                       視力を回復させるという話もあるそうでして。と言っても老化で衰えたものを復活するというよりは、めまいや充血のせいでものを見るのが辛いのを回復させるという効能のようですね。名前の「四白」というのも、四は方角=全方位、白は光、つまり広く明るく見渡すという意味があるそうで、そうやって名付けられたんですって。

                       肩こり腰痛改善に関してはまだまだ遠いですね。でもこんなところで治すことができたら面白いとは思うのです。ますます人間の神秘が深まるのさ。
                      四白
                      四白
                      承泣
                      2021/09/30
                       四日市市より発信しています。行ってみよう!

                       陽明胃経の最初のツボは目の下にある「承泣(しょうきゅう)」です。ほら、泣けば涙は目から下に流れますね?承ってのは受け継ぐって意味で、泣はそのまま泣くって意味。だからここは承泣って名前がついたそうですよ。

                       充血に効くっていうのは分かりやすい感じですね。あとは顔面痙攣とか夜盲症とか。他の経穴と合わせて使うことで緑内障にも有効なんだとか言います。ツボを使って治していた頃は本当になんでもしてたんだなって感じるのです。

                       頭痛肩こり腰痛に当てはまるものはありませんが、こじつけるなら肩から首のこりの改善にいけるかもしれませんよ。ほら、目に力が入っちゃうと自然と姿勢が悪くなりません?そこから肩こりが出てくるかもしれないし。そこでここにバシッと鍼を決めてリラックスしてもらって……

                       ……目の下に刺すってなかなかドキドキしますね?むしろ興奮しちゃうか……?
                      承泣
                      承泣
                      陽明胃経
                      2021/09/20
                       四日市市より発信中!

                       さあ三つ目の経絡に進みましょう。陽明胃経、僕が覚えた歌はこちらです。(https://www.youtube.com/watch?v=GadQvcx5_qk)顔から始まってお腹を通って足までいく、少し長い経絡です。個人的にも覚えるのがちょっと大変でした。

                       もちろんお腹を通る時はその名の通り胃腸の効能に関わることが多いですね。けれども最初は顔からですし、足を通る時はもっといろんな効能が出てきます。やはり手足という隅の部分は鍼やお灸をしやすい分いろいろな研究がされてきたようです。このお知らせブログでの主な目標、頭痛肩こり腰痛に有効なのもちょいちょい出てきますよ。

                       あと、歯痛に効くというツボがこの経絡でも出てくるんですが、どうやらその場所は主に上の方の歯だそうなんですよ。さっきの陽明大腸経で出てきた歯痛止めは下の歯担当なんですって。

                       さて、じゃあ全部で45個ありますこれを巡っていくとしますか。
                      陽明胃経
                      陽明胃経

                      「稲垣鍼灸院」は四日市市で肩こりや腰痛、頭痛などの改善に向けて治療を行っております。

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