四白
2021/10/01
四日市市より発信してますよ!
前回の「承泣」からそのまま下に下がっていきましょう。次は「四白(しはく)」です。ここは三叉神経のうちのひとつが出てくるところ、なかなか刺激的なツボであります。
刺激的なだけあって、的確に狙えば顔面麻痺や顔面痛に有効だと聞きます。頭痛とは区別されているものですが、その痛む場所によっては狙ってもいい場所となるでしょうか。あと、ここは鼻も近いですね。鼻炎に有効といわれるのも理解できます。
視力を回復させるという話もあるそうでして。と言っても老化で衰えたものを復活するというよりは、めまいや充血のせいでものを見るのが辛いのを回復させるという効能のようですね。名前の「四白」というのも、四は方角=全方位、白は光、つまり広く明るく見渡すという意味があるそうで、そうやって名付けられたんですって。
肩こり腰痛改善に関してはまだまだ遠いですね。でもこんなところで治すことができたら面白いとは思うのです。ますます人間の神秘が深まるのさ。