下関
2021/11/10
四日市市より発信なのです。
陽明胃経の序盤の流れはややこしいです。下がって行ったと思ったら上って、この後ももう少し上がるのですがそれが終わるとどんどん下がっていきます。なかなか気まぐれなやつ。こんな経絡の流れを最初に見た人はどんな世界が見えてたんでしょ?これを書いている現在、僕の視力は右が2.0、左が2.0、合わせて4.0!(というネタを学生時代、同期に教えてもらいました)ですがあまり見えてきません。
「下関(げかん)」ってツボは、解剖学的には頬骨弓の下にあるツボなんですが、要はだいたい耳の穴の高さにあるはずですな。ここが下顎を動かす「機関」になる、という考え方からこんな名前がついたそうですぜ。
ここも歯痛に効くと言われています。耳が近づいたせいか、そっちの方の疾患……耳鳴りとか中耳炎とかの改善にも効くらしいですが、例によってそこらへんの病気は僕の隣の耳鼻咽喉科に行ってください。頭痛肩こり腰痛はまだ関係の薄いところ。