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                      大包
                      2023/02/10
                       四日市市より発信だー!

                       さあ!太陰脾経の最後のツボになりましたよ!それは「大包(だいほう)」場所は……ありゃ、今まで肋骨を登ってきていましたがここでちょいと降りるようです。脇腹の方まで回って、体の横に。解剖学的には第六肋間っていう場所に向かいます。

                       ここは脇が痛いとか咳が辛いときに使えて……それ以外にも、全身に疼痛があるとか、手足が無力に感じるときにも使えるんだそうです。うーむ、頭痛肩こり腰痛改善には当たってるようで当たってないこの感じ。

                       個人的な事情だとそれどころではありません。ここはもうくすぐりに弱い僕にとっては辛すぎるツボ。震えて笑ってしまって腰痛も肩こりも頭痛も何もかもわからなくなってしまいます。
                       くすぐりは自分で触るとそうでもないって話があって、実際僕も自分で触る分には笑いはしませんがそれでも凄いゾクゾクするんですよねここ。やっぱり恋をするツボなんじゃないか?
                      大包
                      大包
                      周栄
                      2023/02/01
                       四日市市から発信してますよ。

                       前回から引き続き肋骨を登って行きましょう。「胸郷」からさらに一つ肋骨を上に越えると「周栄(しゅうえい)」というツボに到着です。

                       「周」はここでは全身のこと、「栄」は栄養のことを示してます。全身へ巡る栄養はここから広がっていくんだという考え方があるそうです。そう聞くとなんだかすごい重要そうなツボにも思えてくるのですが、効能は咳を楽にするとか脇の痛みを改善するとか……すっごく普通。頭痛も肩こりも腰痛も関係ないのでしょうか。巡りをよくすれば自ずとそういうものも楽にはなりそうなものです。

                       前々から話している通りくすぐりに弱い僕はここらへんもやばいです。クリティカルヒットはしないけどゾクゾクしてきます。もしかして恋ですか。恋に落ちるツボなのですか!?
                      周栄
                      周栄
                      胸郷
                      2023/01/30
                       四日市市より発信さ。

                       前回の「天溪」から肋骨を一つ上にいくと「胸郷(きょうきょう)」というツボに辿り着きます。ここの効能は胸の痛みとか肋間神経痛とか、いかにもそのままって感じでシンプルですね。頭痛肩こり腰痛ともやはり遠いところのようです。

                       ここの下には肺がありますから、針を刺す時は気をつけなきゃいけません。皮膚にそって横向きに刺すのが基本のようで、それ以外だと「集毛鍼」という刺さない鍼で刺激するのがセオリー……って、もしよかったら「集毛鍼」って調べてみてください。

                       ええ、ごく小さくて短い、文字通り毛のような鍼でチクチクと刺激する鍼なんです。何もこのツボだけでなく、全身のいろんなところに使えていろんな症状を改善できる超便利アイテムなのですが、くすぐったいのに弱い僕の場合、脇近くのこのツボにこんなのチクチクされたら変な声で笑いすぎて息ができなくなっちゃいます。おそらくあれは僕を殺せる最終兵器ですよ。

                       くすぐりに弱い僕からすると本当に不思議で仕方ないのですが、ああいう刺激に全く平気な人も多いですよね。なんでだろう?
                      胸郷
                      胸郷
                      天溪
                      2023/01/20
                       四日市市からの発信ですぞ。

                       「天溪(てんけい)」というツボです。「天谿」って書くときもあります。この漢字もフォントが小さいともれなく潰れます。

                       溪はそのまま渓流の様です。なんでもこのツボに施術すると乳汁の出が改善されて天然の渓流のように湧き出すのだとか……マジで!?男に刺したらどうなるの!ひゃー!

                       実際、場所も以前に絶対施術するなよって言ってた乳中のお隣くらい。第四肋間っていう、上から四番目の肋骨と肋骨の間にあります。ちなみに前回の「食竇」は第五肋間。いずれにせよ僕の場合は脇近くですっげえくすぐったいところ。別の意味で施術をやめてほしいところです。

                       効能は先ほどの通乳に場所からそのまま肋間神経痛にも。頭痛肩こり腰痛にはどうしても縁遠いですが、大胸筋にアプローチできるので咳を楽には出来るかもしれません。
                      天溪
                      天溪
                      食竇
                      2023/01/10
                       四日市市から発信しましょう。

                       本日紹介するツボは「食竇(しょくとく)」出たよ久々に意味のわからない漢字。フォントのサイズが小さいと完全に潰れて本当にわけわからない漢字になっちゃいます。上から順にウ冠、カタカナのル、士、四、貝って重ねて書いたら出来上がりです。きれいに積み立てないと半端なジェンガみたいにぐちゃぐちゃの文字になるので書くときは気を付けてください。

                       「竇」っていうのは空間を意味する言葉だそうです。食べ物の空間、と言われてもピンと来ませんけど……これは食べたことによる栄養を各空間に運ぶことを手助けするツボだから……こんな名前になったそうですよ。

                       運ぶことを手助けするってことは、このツボを使うときは栄養がどこかに偏ったり詰まったりしているわけです。結果出てくる症状は胃痛とか胸部痛とか……むむ、腰痛はないのか。頭痛は、肩こりはどうだ?

                       「腹部が膨満し雷鳴のような音がするもの」なんていう症状を改善するときにも使うそうです。一体どんなお腹をしているんでしょう。
                      食竇
                      食竇
                      腹哀
                      2023/01/01
                       はーい、四日市市から発信するよー。

                       お腹をどんどん登って行きましょう。次のツボは「腹哀(ふくあい)」場所は前回の「大横」から上に三寸です。おそらくは肋骨に触れる位置にあるのでは。

                       しかし「哀」とはなんとも悲しいものだなと調べてみるとこれはそのまま泣き叫ぶことを意味するそうで。お腹が鳴ってる様子を悲鳴に例えたんですな。なので効能も腹鳴とか腸鳴とか。物のついでに消化不良とか便秘も改善とか。胃腸の調子を整えるツボのようです。

                       やはり腰痛には、肩こりにも頭痛にもまだまだ遠そうな感じです。ここは「太陰脾経」の通路ですからね。しばらくはその三つとは関係の薄いものが続きます。
                      腹哀
                      腹哀
                      大横
                      2022/12/30
                       四日市市より発信しています。

                       「大横(だいおう)」というツボに来ました。これはおへその横四寸のところにありますよ。一寸はだいたい親指の幅、人差し指から薬指までぴったり並べたら二寸くらいです。うまく当てはめてください。

                       ここの深部には大腸があります。で、「横」っていうのは平らに平穏にする、みたいな意味合いですね。大腸の調子を整えるから「大横」という名前だそうです。

                       そういうわけで効能も下痢や便秘や赤痢といったもの。まだまだ腰痛や肩こり頭痛と言ったものには届かず、あったとしても間接的アプローチでの改善になるかと。

                       それにしてもここは横っ腹に近い。僕にとってはめちゃめちゃくすぐったくて敵わないところです。もう笑いが止まらん。笑いで死ぬ前に早く次にいきましょう。
                      大横
                      大横
                      腹結
                      2022/12/20
                       四日市市より発信中です。

                       前回の「府舎」からそのまま上に登って行きましょう。ヘソと同じ高さ……よりも、少しだけ下。具体的には一寸三分だけ下というなんとも中途半端なところにあるツボ、それが「腹結(ふくけつ)」です。ふっけつと読んでも大丈夫です。

                       こんな細かい指定をしてくるツボではありますがその効能は腹痛への対処と冷えによる下痢への対応というシンプルなもの。誰ですか一寸三分なんて細かいことを気にしたのは。でも個人的にはこの場所に正確にお灸をすると結構心地よいのです。不思議ですなー。

                       腰痛や肩こり、頭痛は射程外です。ここら辺、お腹のツボで治すというのも面白そう。
                       というのも、お腹の各所に全身を当てはめて、体のどこに不調があるのかを推測する見方があるのですよ。ならばこのお腹から腰痛を改善したりするのも面白いと思うのです。僕の場合はお腹がすごく弱くてくすぐったくて笑ってしまうので難しいのです。誰か実験台になります?
                      腹結
                      腹結
                      府舎
                      2022/12/10
                       四日市市より発信しますねー。

                       今日は「府舎(ふっしゃ)」というツボです。前回の「衝門」から外斜め上にあります。お腹にあるツボということで、普通に腹痛を改善するのによさそうですな。じゃあ裏側の腰にはどうかと聞くと、腰というよりも脱肛に有効という話があります。

                       個人的な経験では、同じ太陰脾経の「太白」にお灸をしたらなぜかこの辺りが熱くなってきたことがあります。経絡経穴的には「経絡でつながっているから」で説明できる現象ですがなんとも不思議な体験でした。だとしたら逆にこのツボを刺激したら足先が熱くなったりするのでしょうか。今度試してみないと。

                       腰痛とか肩こりとか頭痛とか、そういうところまでが熱くなるってことはなさそうですが……何か面白い反応があればぜひ教えてくださいな。
                      府舎
                      府舎
                      衝門
                      2022/12/01
                       四日市市より発信します。

                       今回の「衝門(しょうもん)」というツボ。少々場所は際どいところに来ます。恥骨結合と同じ高さで鼠蹊部のちょっと外側。大体動脈の拍動がすぐ近くで感じられるはずです。

                       効能は腹痛や尿閉、不正出血など……場所から想像できるそのままな感じ。……だいぶ前に関節の周りにはいろんなツボが集まっていると話しましたが、この股関節周りというのも例外じゃありません。それなりに大事なところですが昔の人はどんどん研究してこの周りにも諸々のツボを見つけていったみたいですよ。

                       頭痛肩こり腰痛を改善!……には……まだまだみたい。
                      衝門
                      衝門
                      箕門
                      2022/11/30
                       四日市市より発信しましょうか。

                       本日のツボは「箕門(きもん)」太腿の内側にあるツボです。恋人同士で太腿をすり合わせるのはここですな。何?よくわからない?ん、この場合は僕の鍼灸院に来なくても大丈夫だ。前回の「血海」の上六寸ってことでもいいですよ。

                       ここはどっちかというと排尿障害とかに効くみたいです。あと、縫工筋っていう股関節から膝まである長い筋肉がこの近くを通ってまして、そいつを刺激できるからか腰痛も改善できるんだっていう人もいます。どっちかというと鼠蹊部とか、前の方の痛みに届きそうな気がしますよ。ふむ、恋人同士でここら辺でいちゃつく人はきっと腰痛知らずですな。いいぞ!もっとやれ!

                       肩こりや頭痛までは届かないみたい。それはまた今度にしましょ。
                      箕門
                      箕門
                      血海
                      2022/11/20

                       四日市市より発信しますからねー。
                       本日のツボは「血海(けっかい)」です。血の海っていうとなかなかの禍々しさながら、実際血に関する症状……特に月経痛に類するものをここで治すことができるそうですよ。

                       場所?解剖学的には「膝蓋骨内側上縁の上二寸」と書きますが……単純なものですと、例えば右足を見てくださいな。膝を曲げて、あなたの左手でその膝小僧を、親指が足の内側に来るように少し回り込んでガシッと掴んでみてくださいな。その時、親指の先に「血海」があるはずなのです。何?よくわからない?僕の鍼灸院に来てくれ。なんでも話すさ☆

                       あとは場所からそのまま、膝の痛みを改善するときにここが使えます。頭痛肩こり腰痛よりももっと下の方ですね。膝は体重を支えているところ、大事にしておきたいところです。あとは痒み止めに使うという方法もありますね。
                      血海
                      血海
                      陰陵泉
                      2022/11/10
                       四日市市より発信しますからね~

                       ホイホイ、太陰脾経は膝周りまで上がってきましたよ。ツボの名は「陰陵泉(いんりょうせん)」前回の「地機」に続き、これもまた位置の説明が面倒なところです。模型を持ってきて「ここ!」っていう方が手っ取り早い。「膝関節内側の下方、脛骨内側顆下縁と脛骨後縁の角陥凹部」「脛骨下縁と腓腹筋の間の陥凹部」とか言われてなるほどなるほどっていう人は多分いっぱいいっぱい勉強してきた人ですね。すげえ!

                       比較的簡単な当て方ですと……内くるぶしに触れて。そこから骨に沿って上がって行きます……スーッと縁を沿っていくと、膝近くまで来たときに骨が曲がっているせいで止まるところがありませんか?そこが「陰陵泉」なんですよ。ぎゅって押さえると人によっちゃすごく痛い時があります。

                       何?よくわからない?じゃあ僕の鍼灸院に来てください。

                       こいつはむくみの改善にいいって言われるツボでして。体の巡りが悪いと鈍い痛みを感じる時があって、それがむくみ以外に頭痛や肩こりや腰痛になる時もあります。そういうときには使えるかもしれません。
                      陰陵泉
                      陰陵泉
                      地機
                      2022/11/01
                       四日市市より発信しますぜ。

                       今回紹介するツボは「地機(ちき)」です。

                       場所の説明がちょっとややこしいところです。例によって画像を持ってきて「ここ!」って示す方が手っ取り早いツボですな。内くるぶしと膝の間を三等分した時の、上から三分の一の高さ……というのが一番わかりやすいでしょうか。

                       さ~てここの効能は?お腹が張ってるときに、下痢の時に、排尿障害とかむくみとか、さらに生理痛に早漏に……なんだか、以前のツボから早漏っていうのが何度か出てきて目立ちます。昔から気にしてる人、多かったのね?

                       なんにせよ効果は下の方に集まってます。頭痛肩こり腰痛とかには届かないみたい。もっと上に登って行きますか。
                      地機
                      地機
                      漏谷
                      2022/10/30
                       四日市市より発信するのさ。

                       本日のツボは「漏谷(ろうこく)」場所は内くるぶしの上六寸のところにあります。前回の「三陰交」からならその上三寸。はて、漏れる谷とはなんぞや?と調べてみると、これは排尿困難を改善することができるからこんな名前になったそうです。

                       それ以外だと下肢が冷えるときにここが使えるんだとか。麻痺がある時も使えるそうで。他にはお腹が張ってる時とか、足関節の痛みとか、早漏とか……しかし腰痛や肩こり頭痛の改善にはどうなんでしょう。あくまで効き目は足の方って感じですな。
                      漏谷
                      漏谷
                      三陰交
                      2022/10/20
                       四日市市より発信しています。

                       本日お話するツボは「三陰交(さんいんこう)」このツボも知っている人はそれなりにいるのではないでしょうか、どうでしょう?月経不順、子宮下垂、月経痛、不妊症、難産と言った女性疾患に有効というのが有名なようで、少し調べればすぐに施術の候補として出てくるツボだと思います。頭痛、肩こり、腰痛という症状が結果として出てくる時はあっても、その原因に血が関わっていそうなときに使うべきツボになるのでしょう。

                       場所は内くるぶしから上に三寸。人差し指から小指までをぴったり並べたら大体三寸です。ショートタイプの靴下を履いている人は、ちょうどその辺りに口があるのでは。

                       ここの効能は男性の方にももちろんあります。遺精とか早漏とか疝病とか。動悸や不眠症にも有効と言われています。

                       さらにさらに出処不明の情報によれば立ちくらみのようにずっとふらふらになった人をここを使ってたちどころに改善、復活させたんだとかなんだとか……そんな死者蘇生みたいな技あるの?!本当に治せたらぜひご報告を。
                      三陰交
                      三陰交
                      商丘
                      2022/10/10
                       四日市市より発信だ、って書こうとしたら「はっ死んだ」って変換されて怖かったです。

                       「商丘(しょうきゅう)」というツボに行ってみましょ。内くるぶしの前方にあるツボです。ここは下痢と便秘の両方に消化不良、それに黄疸にも効くという話があるそうで。いつも良くあることですけど、本当なんでこんなところで治そうって思ったんでしょうか。頭痛肩こり腰痛?そこまでは届かないみたいですが……場所的にも、この足首のあたりの痛みの改善には使えますよ。

                       あとは倦怠感があって寝てばかりいる人にもここが効くそうです。嫌だ!布団から出たくない!起こさないで!
                      商丘
                      商丘
                      公孫
                      2022/10/01

                       四日市市より発信するかんね。

                       今回は「公孫(こうそん)」というツボです。今までのツボ、足の親指の骨に沿って登ってきてますが、ここで骨の根本あたりまで来てるでしょう。注意深く骨を辿れば、ここはちょっと凹んでいるはずです。

                       昔の人は実に注意深くツボを見つけていったのだなあと思います。でもこのツボの効能は太陰脾経としてシンプルに、腹痛とか消化不良の改善とかですね。下痢にもいいらしいです。

                       前回の「太白」は体のエネルギー吸収を手助けするような効果もありましたので、巡って腰痛や肩こり頭痛にもいけるんじゃないかって想像しましたが、こっちはもっと胃痛や腹痛へのアプローチが強いみたいですよ。
                      公孫
                      公孫
                      太白
                      2022/09/30
                       四日市市より発信だ。

                       「太白(たいはく)」というツボに来ました。東洋医学における「脾」消化器全般の不調がここで治そうと思えば治せるらしいですよ。マジ?

                       あと、消化っていうの体に栄養を取り込むことですから、その調子を整えるってことは体にもエネルギーが巡りやすくなります。なんとなくかったるいとかだるいとか疲れやすいとか、そういうときにもここが使えます。

                       そういうだるーい感じの痛みだったら、腰痛の改善には効くと思います。肩こりや頭痛にもいけるでしょう。
                      太白
                      太白
                      大都
                      2022/09/20

                       四日市市から、発信ですよー。

                       次のツボは「大都(だいと)」足の親指の関節には少し膨らんでるところがあると思いますが、その前方にありますな。胃痛や消化不良を改善するっていうのと、下痢にも便秘にも両方有効って聞いてます。頭痛肩こり腰痛とはまた別種の痛みっぽいです。

                       しかしこんなところに「都」があるとはどういうこっちゃ?と思って調べると、ここでいう「都」はただの「足趾」を意味する言葉らしいですわ。で、「大」はそのまま大きいもの。さっきも言った通り、ちょっと膨らんでるところが近くにありますから。
                      大都
                      大都
                      隠白
                      2022/09/10
                       四日市市より発信しますねー。

                       太陰脾経の最初のツボは「隠白(いんぱく)」別名が「鬼眼」禍々しい別名シリーズ、ついに鬼がきました。鬼は外~!……って、こんな足先にあるんじゃどっちかっていうと蹴りに行く感じなのか?

                       場所は足の親指の爪の根本のお隣さん。解剖学的には「足の第一指内側、爪甲角の内一分」って書くんですけど「足の第一指内側」って言われると、例えば右足の親指の爪を見たとき、「内側」って言われて爪の「右側」を見たりしません?私だけかな?

                       正しくは、右足なら足の親指の爪の「左側」の斜め下。一分は一寸の十分の一ですからほんのちょっとです。ああもう、似た文字だらけだと書いてるこっちの頭が無駄に回ります。要は「ここだ!」って示した方が手っ取り早い。

                       このツボは夢を多く見るタイプの睡眠障害を改善するって話があります。が、それより目立つのが不正出血、血便、血尿と言った血液関係の症状。血の巡りが悪いと嫌な夢を見るっていうのはなんとなーく理解できそうな気がしません?そういう巡りを良くするツボなら、腰痛とか肩こりとか頭痛とかにも効きそうな気がするんです。気のせいです。こんな足先で腰痛頭痛肩こり治しちゃった時はぜひ教えてください。
                      隠白
                      隠白
                      太陰脾経
                      2022/09/01
                       四日市市より発信だ!

                       前回で陽明胃経が終わり、続いての経絡はこちら、「太陰脾経」僕が覚えたのはこちらの歌からでした。(https://www.youtube.com/watch?v=OzswiKcwzm0)チャーンチャチャチャンチャンチャーチャチャチャチャンチャンチャーチャチャチャチャチャチャチャンチャチャチャチャン!

                       私の場合は「脾」って言う漢字自体、鍼灸学校で習うまで使ったことがない文字でした。脾臓の脾と同じ漢字ですが役割は違うものでして、消化器系全般に関わることが多い要素です……そもそも脾臓なんていうのも鍼灸学校で習うまで知らなかったような気がする。

                       よくわからない?だいたいお腹の病気に効くようなツボが並んでいます。もののついでに腰痛の改善も狙えるって感じ。場所から言えば頭痛とか肩こりには届かないみたいだけど、巡り巡ってなんとかなんないかなぁ。

                       国試的には、特にお腹を進むときに隣になんのツボがあるのかが重要になったりしますがこのお知らせブログではいつも通り超いい加減なニュアンスで進めますので気にしなくて大丈夫です。全部で21個ありますよ。それじゃ、登っていくとしますか。
                      太陰脾経
                      太陰脾経

                      「稲垣鍼灸院」は四日市市で肩こりや腰痛、頭痛などの改善に向けて治療を行っております。

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